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書籍詳細

投資銀行時代、ニッポン企業の何が変わったのか?

ニッポン企業が激変した10年をざっくり見通す!


著者コメント:
20代、30代前半の若手ビジネスパーソンを想定読者として、分かっている人にとっては「何を今さら」という内容も含めて、一通りニッポン企業の経営環境がどう変わったのかを把握するための本です。自分の仕事やキャリアを取り巻く環境がどう変わっているのかが分からないほど不安なことはありませんからね。


内容:
平成金融不況を経て、企業や企業をめぐる環境は大きく変化した!……のはなんとなくわかる。「投資銀行」とか「M&A」とか「ROE」とかも耳に馴染んできた。でも、説明しろと言われると……。そんなわかったようで、よくわかっていない人のための本。


書評:週刊ダイヤモンド


目次:


まえがき:投資銀行時代の企業経営 ~なぜこんな変化が起こっているのか~


第1章 平成金融不況と"ハゲタカ"の登場
倒産件数で見る景気の流れ
銀行システムの崩壊により、日本企業の経営システムは新たなものに
不良債権ビジネスの勃興
なぜ"ハゲタカ"は外資ばかりだったのか
問題の解決を先送りして傷が大きくなりすぎた銀行
悪評高い瑕疵担保条項
米欧企業に比べるとファンド対策に準備期間が存在した日本


第2章 企業の「評価軸」が変わった
企業はいったい何にお金を使いすぎたのか
現在は設備投資の内容を市場が牽制する時代に
多額の設備投資は、将来の経営判断を鈍らせる可能性も
商品の短命化
資金調達手法の変化と格付機関の登場
変わりゆく重要視される経営指標
自社ビルが成功の証だった時代
ケーツネから営業利益へ
黒字倒産でキャッシュフローが注目を浴びる
売掛金、買掛金のサイクルへの注目
在庫日数への注目が高まる
単体決算から連結決算へ:一九九九年以降


第3章 企業の「投資行動」が変わった
予算取りの時代から、投資効率の時代に
資本コストとの対比での利益という発想
借入金の有効活用が求められる時代へ:レバレッジの発想
株主にとって重要なのはROE
株式持ち合いの解消
持たざる経営の強み
子会社上場廃止の流れ
そもそも子会社上場のメリットはなんだったのか?


第4章 企業の「価値尺度」が変わった
株式市場との対話により、企業の経営指標が変化した
売上を達成するためのコストへの意識の高まり
売上アップに人々の行動の変革を促すことが必要な時代へ
事業の買収・売却にいいタイミングとは
新たな相談役の登場
企業ブランドから商品ブランドへ
企業の時価総額にはブランド価値も含まれる
メセナからCSRの時代へ


第5章 「株式市場」が変わった
安易なキャッシュ貯め込みではNOを突きつけられる厳しい現実
配当をめぐっては株主間での対立も
ベンチャー企業の資金調達環境の変化
ベンチャー企業向け証券取引所は必要ないのか
外国人投資家と個人投資家の台頭
MBO:非上場がカッコいい時代へ
M&A法制が整ったのはここ一〇年程度のこと


第6章 「企業と働き方」が変わった
失われた人材、企業文化の再構築へ
独身寮、社宅の復活
株主とのコミュニケーションが各自の仕事基準を変える
上場を目指さないベンチャー企業の増加
躍進する外資系投資銀行、投資ファンドとは?
銀行のビジネスモデルの変革を促す外部環境
リスクプロファイルの変化
なぜ給料は上がらない?


第7章 「株主・経営陣・取締役の関係」が変わった
株主万歳ではない:モノ言う株主の登場と付き合い方
取締役や監査役が初めて本来の機能を果たす時代に
経営陣性悪説、株主性悪説
配当にモノ言いがつく時代に
取締役が訴えられる時代


あとがき