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2010/12/31 金

絶対ブレない「軸」の作り方

否定されても自分の思う道に前進し続ける、すると、道がなくてもいつの間にか道ができていて、それは太い道になるんだな、この本を読んでそんなことを思いました。

絶対ブレない「軸」のつくり方
絶対ブレない「軸」のつくり方南 壮一郎

ダイヤモンド社 2010-12-10
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友人の南氏の初めての著書。友人、かつ、献本してもらったモノということで、ひいき目にレビューをしないようにするのが難しいのですが、広く勧めたい本!です。

「協力して下さい」と言える力が南氏の一番スゴイところだなあ、と前から思っていて、そんなくだりも本の中で紹介されていました。Ask&Thanks。相談に乗ってくださいとお願いした人には、その後の結果報告も定期的にしようね、と書いてあり、「ああ、自分にはこのあたりが足りていないなあ」と認識。

ズバッと、「協力してください」、「相談に乗ってください」、って言える人って少ないと思うんですよね。協力してくださいってのは、特に言いにくい。なんか恥ずかしいし、断られると凹むし、それに借りを作ってしまうようで。私は自分が起業したときは、この協力してください、の一言がなかなか言えず苦労しました。今でもここが弱いです。

彼が楽天野球団を辞めてビズリーチを立ち上げるにいたるまで、何度か相談に乗ったことがありますが(相談と言ってもランチを一緒して世間話をしたぐらいですが)、その後定期的に経緯を報告くれて、お礼を言われ、また助けてね、なんて言われると、もっと何か協力しようと思ってしまいます。

「そっか、協力を依頼したり、相談に乗ってもらうってこういうふうにやればいいんだ」、と彼を通じて知るようになりました。

実は、私はアカデミックの世界に転身する前に、キャリアについて悩んだことがあります。アカデミック方面に転身したいという自分の願望にはなんとなく気づいていましたが、それは狭き門なので30代半ばでそれを直視することができないでいました。

また、キャリアを自分の力で切り開いていくように見られたいというような、今となってはどうでもよい願望を持っていたこともあり、なかなか誰にも相談できなかったのですが、このときは南氏とこの本の中にも登場する岩瀬氏に相談しました。

その時、南氏は「今日の保田ちゃん、去年のオレみたいだね」と笑いながら言いました。そういえば、その1年前、南氏のキャリアの相談に乗ったことがありました。その時は私は自分の行きたい方向性は明確で「まあ、なんとでもなんじゃん」みたいな軽いノリで話していて、次は完全に立場が逆で、彼は起業の方向性が明確になり、私は不安定になり。

以前の私なら、相談することはカッコ悪いみたいに思ってしまい、相談できなかったところが、その1年前に南氏から相談をされたことで、今度は私が相談をしやすくなったという状況でした。「助けて」と言う、これが私が南氏から学んだ一番のことです。

ただ、おそらくこの本のクライマックス、かつ、読者の心をつかむのは、南氏がスポーツビジネスに転身するにあたり、とにかく考えうる全ての可能性をトライしたという部分です。実はこの本を読むまで、私も彼がこんなに一生懸命行動したことは知りませんでした。いつもひょうひょうと何でもこなしてしまうように見えていたので。

その辺は書きだすと本の楽しみがなくなってしまうので、置いておきますが、ただ、1つ印象的なことは、周囲から絶対に無理、ダメと言われたものも、自分が正しいと思うならば突き進まないと後悔する、ということだと思います。そして、上では頼る力は重要と書きましたが、自分で考えて動いてからではないと頼ってはいけない、ということもよく分かります。

私自身も2004年にソーシャル・ネットワーキング・サービスで起業したときは、当時はSNSの認知度が低かったため理解されないばかりか、出会い系ビジネスを始めるらしいと誤解され、友達(特に女性)の一部は疎遠になったりしましたが、でも、やっぱりやっておかなかったら後悔したいただろうし、あの時の経験がその後の人生に繋がっているわけで。

その意味、タイトルである『絶対ブレない「軸」』というのは本当に大切だな、と大いに共感するわけです。南氏とは外資系金融→起業という経歴が似ているので、共感するのかもしれませんが、でも、「否定されるのは怖いし嫌だけど、失うものはないんだから行動してみようよ」、という南氏のメッセージは多くの人の共感を生むんじゃないかなと思います。

最近は上智大学や慶応大学で学生向けに講演をして好評を博しているそうなので、一度北海道にも来てもらわないと、ですね。

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コメント

度々コメント失礼します。
南氏と友人なんですか!驚きました。
いつだったかtwitterでフォローがありましたよ。
最近になってThinkAct Foundationというのが始動しましたね。

ちょーさんは参加されないんでしょうか?
個人的には参加してほしいと思ってます。^^

Posted by: toshi@留学間近 : at 2010年12月31日 21:24

>ThinkAct Foundationというのが始動しましたね。

初めて知りました。サミットに登場する砂川さんや森さんとは面識がありますが、チームメンバーでは知っている人が一人もいませんでした。

Posted by: hoda : at 2011年01月01日 21:45

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