Dairy
« マニュアル化がビジネスの成功を分ける | メイン | 村上裁判:結局は利益至上主義を罰したかっただけでは? »
2007/07/19 木
オフィスの改装がちょっとしたブーム
転職転勤など重ねたこともあり、私はさまざまなオフィス環境を経験してきましたが、そんな私にとっても、今回日テレNEWS24「ワクワクアラモード」で取り上げたオフィスのリニューアル模様は新鮮でした。サイバーエージェントの藤田社長、ワイキューブの安田社長のインタビューも入っていますが、よく考えるとこのコーナーでこういう有名な社長が登場するのは初めてですね。
ちなみに、私が今までに経験したオフィスはこんな感じです。
■最初に経験したオフィス
上司は個室。ペーペー社員はフロア。ただ、ペーペーの席も高さ1メートルほどあるパーテーションで区切られていたので、ほぼ個室のような感覚。L字型のデスクのコーナーにパソコンを置いて、椅子の後ろには自分専用の棚があって、と一人当たり面積は広め。いすに座ると完全に一人の世界に。集中してモノを考えて、資料を作ったりするには非常にいい環境でした。電話が鳴らない限りはフロアはシーンとしていますしね。そして、よく昼寝していました。フロアで誰からも見える状態で昼寝をしてしまうと、周りの士気に悪影響が出そうですが、こういう状態では分からないんですよね。
個室にいる上司に何かを聞きにいくのが結構大変でした。集中しているところを邪魔するとまずいな~と思いながら、でも、いつ集中しているのかなんて、外からでは分からないし。秘書にちょうどよい頃合を教えてくださいといつもお願いしていました。確かにコミュニケーション上はベストな環境ではなかったかもですが、集中してモノを考えることを優先するとどうしてもあのような形になるんだろうなと思います。
■二つ目のオフィス
これはニューヨークでしたが、4人部屋の個室でした。さすがに昼寝をすることはなくなりました。朝と夕方は周りの3人と息抜きに会話をすることもあり、そんな中に「お!」と思うような情報が入っていたりで、何気ないコミュニケーションは重要かもと思ったのでした。また、周りの3人が一生懸命仕事をしているとこちらも自然と仕事モードになるという利点がありました。帰宅時間に関しても同様で、3人が帰ると自分も帰ろうという気になります。
一人が半年ほど経ったあたりでクビになっちゃって、一人減るだけで雰囲気はガランとするものだなと思いました。なんとなく、以前より働きにくくなったのを覚えています。やはりある程度の人口密度みたいなのは必要なんですかね。
■三つ目のオフィス
東京に戻ると、T字のフロアの縦長のスペースに一人ずつ配列されていました。以前同様、高さ1メートルのパーテションがありましたが、この環境が一番仕事がやりにくかったです。縦長なので、おのずとメインフロアとは距離が生じます。人間、どうしてかメインから離れたところにいるといろいろと悪さをしたくなるというか、サボりたくなるというか。いつ出社して、いつ帰宅しているのかも極論周りからは分からないような状況だったので、環境としては良くなかったでしょうね。
■四つ目のオフィス
転職した先でしたが、同じ投資銀行なのにこうも違うものかと驚きました。パーテーションはあるにはありましたが、番組内のサイバーエージェントのものみたいに高さが低いんですね。ので、周りの人の顔が見えてしまうのです。きっとそれが狙いの高さなのでしょうが、それまでは1メートルの壁に守られていたので、この低いパーテーションはやりづらかったです。あとで出てくる六つ目のオフィスはパーテーションがありませんでしたが、その方がよっぽどやりやすかったです。
また、みんながひとつの方向を向いて座るんです。上司が一番奥に座り、その前に秘書を含めたグループメンバーが座るのですが、皆出口の方向を向いて座ります。出口に一番近い人が一番のペーぺー。同じグループが固まって座るということが初めてだったので、「なるほど~、これが島ってやつか」と。ただ、この島制度は四六時中同じ人たちと一緒なので若干息苦しかったです。
■五つ目のオフィス
起業して、ベンチャー企業ばかりが入る共同オフィスに入居しました。それまでは比較的一人当たり面積が広い環境でしたが、たこ部屋みたいな環境になってしまいました。机も非常に小さく、ちょっと手を伸ばせば隣の席に進出してしまうような環境。最初は「うわ~、マジで…」とか思っていましたが、思っていたほどには支障はありませんでした。
むしろ、共同オフィスなので、フロア全体は広さと高さがあり、マンションの1室で起業するよりはこういう共同オフィスのほうがいいのではないかと思います。他の企業との交流もありますしね。ただ、やはり成長するともう少しいいオフィス環境に移っただろうなと思います。
■六つ目のオフィス
転職してネットエイジキャピタルで働いていたときですが、パーテーションもなく、社員は横一列にだーっと並んで座り、向かい側にも同じように並んで座っているという、いわゆるふつ~のオフィスでしたが、これが一番シンプルでいいんじゃないか、と思ったりしました。フロア中見渡せることもあり、大体誰がどんな仕事をしているかも把握できますし。
デスクワークの量があまり多くなかったので、そもそも自分にとってのオフィスの重要性が低くなったのを覚えています。そして、ノートパソコンを持ち歩けば、オフィス外でも普通に仕事をすることができたので、結構帰宅後に自宅で仕事をこなすことも増えて、バーチャルオフィスでも問題ないかなと思い始めるきっかけとなりました。
■七つ目のオフィス
これが今です。完全にバーチャルオフィスで、定点としてのオフィスは持っていません。パソコンと携帯電話があればどこでも仕事ができるので。そもそも平日の昼間は番組の収録、打ち合わせ、取材したりされたりで、どこかに出ていることが多く、オフィスでじっくりする時間がそもそも少なく、オフィスが必要ないという状況です。
空き時間ができたときに、社外役員をやっている企業、カフェ、ヒルズのライブラリーに寄ったりして、パソコンを広げて書く仕事をしています。ので、毎日働いている場所は異なります。じっくり座って仕事をするという時間は、夜中と週末ぐらいしかないのですが、これは自宅の食卓が職場になります。広い空間のほうがいろいろアイデアも出てくるので、部屋ではなくリビングルームの方がいいんですよね。
ただ、こういう環境ですが、オフィスが欲しいなと思うこともあります。それは何らかの拠点が欲しいんですよね。リセットする場所というか、リチャージする場所みたいな。会社員時代も外出先からオフィスに戻ってくるとなぜかホッとしたりしますよね。同僚とちょっと会話を交わすと気分転換にもなりますし。今の状況だと毎日の仕事内容も仕事場も異なり、息つく暇がないので、たまに会社員時代が懐かしくなります。
さて、皆さんの職場環境はどんなでしょうか?今回の番組をご覧になって比較してみてくださいね。
コメント
>一人が半年ほど経ったあたりでクビになっちゃって
そんな簡単にクビ...!?…結局ディールが取れなかったということですか?解雇は日常茶飯事の外資系といえども6か月で...というのは結構早いような気が。。(米系証券会社ってそんなもんですか・・?)
番組面白かったですけど、ちょうさん、襟につけているさわやかなブートニア、今回はなんのお花ですか?(…ちょっとパセリっぽいですけど・笑)
私もつい先日までバーチャルオフィス状態でした。
クライアント先でノートパソコンさえあればほとんど不自由はありませんでした。
>リセットする場所というか、リチャージする場所みたいな
まさに同じ気持ちです!それが理由でオフィスを最近作りました。8階のスタバです。京都にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。
共同オフィス(ブース型SOHO等)は確かに交流がポイントだと思います。通うだけでなんらかのネットワークが発生する。マンション起業はやはりぐだぐだに・・・。メリハリという意味でも緊張感という意味でもオフィス環境は必要なのかもしれません。
>解雇は日常茶飯事の外資系といえども6か月で...というのは結構早いような気が。。
ハイ、これは早すぎますね。でも、景気が傾くとそういうケースも出るようです。
>今回はなんのお花ですか?(…ちょっとパセリっぽいですけど・笑)
パ、パセリ?!
青りんごですよ、青りんご!一緒につけていただいた草のお名前は忘れてしまいましたが…
(↑)「青りんごと手まり草の組み合わせ」でグリーンのグラデーション…とのことです。
(出所:日本男児ブートニア普及委員会委員長=以下参照)
http://nihondanziboutonnie.at.webry.info/200707/article_4.html
小型扇風機って昔からオフィスでたまに見かけてましたが、(ワクワク・ア・ラ・モード「扇風機復権」)
どちらかというと女性よりマニアックな男性社員のご用達だったような(笑)。 ただクールビズ浸透後は、完璧市民権を得たみたいですねー(笑)。ちょうさんはどこかで使ってらっしゃいますか?
ところで例のブートニア、すっかり定番になりつつありますね。今回のブートニアは果実系?
結構素敵だと思うのですけど、果実系はテレビだと(画面をアップにしないと)残念ながらよく見えなくて…。(なにやら田中前長野県知事のトレードマークの「やっしー」っぽくも見えるような・笑)
あ、来週月曜発売のアエラも楽しみです!
今週のブートニアは…アンスリウムというらしいです。。お花というより“苞(ほう)”だそうで…
(…このかたち、私はなんか好きくないです…笑)
http://nihondanziboutonnie.at.webry.info/200707/article_7.html
上の方のコメントにもあるように、普段お花に親しんでいない方にとっては、アンスリウムはウケがよくないかもしれませんね(私は大好きです)。でも、ブートニアにアンスリウムを使うなんて、田中さんのセンスの良さを感じます。さすが!色々なお花を使い慣れていらっしゃるからですね!
コメントを投稿する
トラックバック
このページのトラックバックURL:
このページへのトラックバック一覧:













